何故ウィルスって言うの?
それでは何故ウィルスという呼び方をするのでしょうか?
まず、本当の病原菌のウィルスを思い描いてみてください。
例えば、インフルエンザはどうでしょう。
インフルエンザウィルスにかかると人は高熱を出します。
他にもくしゃみが出たり、体が思うように動かなくなったりします。
いろいろと人体に対して害を及ぼすのです。
また、人から人へ次々と感染していったりします。
コンピュータウィルスもこれと似たような動きをするのです。
コンピュータウィルスはコンピュータに対していろいろと害を及ぼします。
例えば、ファイルを削除してしまったり、コンピュータの動作を異常に遅く
してしまったり。
インフルエンザと全く同じとはいえませんが、とにかくコンピュータに対して
さまざまな害を及ぼすのです。
また、インフルエンザが次々と他の人に対して感染していってしまうように、
コンピュータウィルスも他のコンピュータに対して次々と感染していってしまいます。
インフルエンザは空気などを伝って感染しますが、
コンピュータウィルスはネットワークなどを伝って感染します。
インフルエンザなどの病原菌であるウィルスとコンピュータウィルス
そっくりですよね?
ただ忘れてはいけない事は、コンピュータウィルスは単なるプログラム
にすぎない、という事です。
ちなみに、コンピュータウィルスを削除する事を
ウィルスを駆除する。
という言い方をします。
ただ単にプログラムを削除してるだけなんですけどね。